おぎゃー!おぎゃー!!
と生まれてくる赤ちゃん。
赤ちゃんの頃の記憶ありますか?
稀に覚えている人もいるようですが、さすがそれはほとんどの人がありませんね!笑
健康を意識する人が増えている今日この頃。
肩凝り、腰痛、偏頭痛、倦怠感、肩が上がらない、などなど色んな悩みをお持ちの方も多いことでしょう。
では、健康にしても不調にしても、その始まりはどこなのか。
人間の資本である身体はどこをスタートに変化が生まれているのか。
考えてみたことはあるでしょうか?
それは皆さん誰しも同じ。生まれた時、つまり赤ちゃんの時なのです。
生まれた時は皆同じように…
生まれてきた赤ちゃんを想像してみましょう。
よく泣き、よく眠り、よく手足を動かし、お母さんの母乳をよく飲み、成長していきます。
数ヶ月経つと、首がすわり、寝返りが出来るようになり、床を這うことが出来るようになり、ハイハイができるようになりますよね。
そして、立ちれるようになり、歩けるようになる。
重力に負けない筋肉が付いてくるからこのように出来ることが増えてきます。
赤ちゃんは筋肉も関節も柔らかいです。それは同じ方向にばかり動いたり、過剰に筋肉を使ったりしていないからです。
いわゆるニュートラルな状態なわけです。
ということは、シンプルに考えてみると赤ちゃんの身体の状態に近いほど不調は少ないという捉え方が出来ます。
赤ちゃん先生から学ぼう
とはいえ、残念ながら成長していくからこそ、赤ちゃんの身体の状態に戻ることは出来ません。
ですが、初心に戻って赤ちゃんから学べることはたくさんあります。おうちに赤ちゃんがいる方は是非これから話していく内容と実際の赤ちゃんを照らして観察してみてください。
そして、今の自分が同じことが出来るかやってみてください(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
では、赤ちゃん先生の様子を見ていきましょう!
可愛いですねえ〜
綺麗な瞳でこちらを見上げていますよ(^^)
こちらの赤ちゃん先生も同様に綺麗な瞳で見上げてくれています(^^)
皆さん瞳は同様に綺麗だと思うので?ʕʘ‿ʘʔ
早速この赤ちゃん先生の真似をしてみましょう!
どういうこと?って思われた方もいるでしょう。
これがそのままの意味なんです。笑
赤ちゃん先生だとこのような姿勢は当たり前にみますよね。ですが、私達は果たして出来るのでしょうか?
もちろん出来る方もたくさんいると思いますが、反対に出来ない人もたくさんいるでしょう。
何故出来ないか。
それは前回の記事でも書いた【背中や胸を反らせない】、人によっては【首をここまで上げられない】ことが原因の場合が多いです。
⬇️前回の記事はこちらから⬇️
疲れない身体が欲しいなら背骨を意識しよう【背中反らし】
赤ちゃんではよく見る体勢ですよね。それもいとも簡単にしちゃいます。必要なところにだけ力が入り、不必要な部分は脱力。
これが出来るからこそ背骨や首の動きが自由になるんです。
使うことばかり目がいきがちですが、大人って意外と脱力が出来ない人やしているようで出来てない人が結構多いんですよ( ̄▽ ̄)
続いてはこちら!
一見ただ泣いているだけのように見えますが、よく見てください。
お腹の下に足があります。その上、足の裏が見えますね。
あら〜〜〜、かわいいイイ〜〜
膝を伸ばした状態でつま先を手で掴む。このポーズも赤ちゃん先生ではよく見かける光景ではないでしょうか。
この2つ皆さん出来ますか?
1枚目の方が出来る方はお尻やもも裏・外の筋肉が、2枚目が出来る方はもも裏からふくらはぎの筋肉が柔らかい証です!
赤ちゃんは更に自分の足を簡単に食べようとしますよね笑
とんでもなく柔らかいです笑
次は少し変わりまして〜
じゃん!!
足ですね。注目して欲しいのは指です。
こんなに自然に足の指を広げたり、曲げたり出来るでしょうか。足の指も使わないと使えなくなります。
小学生の運動教室の指導も行っているのですが、最近の小学生は足の指があまり使えない子がたくさんいるという現状もあります。
また足の指についての記事も書きたいなと思っているんですが、小学生の時点で使えなくなっていると色んな悪影響が出てきます。スポーツをしててもしてなくても。
人間の身体で地面に接して生活しているのは足だけです。足というのはとても重要な部分。今後の記事にも当ご期待を。
少し脱線してしまいましたが、指関連はもう一つあります。
こちらですね。
もちろん赤ちゃん先生は机か何かに掴まっていると思いますが、重要なのはつま先立ちが出来るかどうか。
こんなにもしっかりと指を使って爪先が出来るのか。
しっかりと指を使って身体をコントロールしているのがわかります。
指が使えない人ほど、上手につま先立ちは出来ません。出来てもフラついたりしてしまいます。
赤ちゃん先生は本当に凄いですね。まさに自由自在。着目点を少し変えてやることで、たくさん勉強させてもらえます。赤ちゃん先生ありがとうございました!!
ニュートラルを目指すのではなく、見習おう
ここまで色んな赤ちゃんの当たり前を見てきましたが、本来の人間の姿はこれだと私自身は考えています。
これがニュートラルであり、人間の本来の姿。
では、赤ちゃんを目指せば良いのかと言われると少し違うとも思っています。
【目指すのではなく、見習うのです】
赤ちゃんのようなニュートラルな状態になろうと思っても、そう簡単にはなれません。
というか、なれない人がほとんどでしょう。
だから、見習うのです。
赤ちゃんのように様々な方向に身体を動かせ、必要な部分にだけ力を入れれて、不必要な部分は脱力が出来る。
そして、柔軟性のある筋肉や関節でいられる。
赤ちゃんはもちろんですが、だから子供は肩凝りなどの不調がない子が多いです。
でも、成長していくにつれて生活スタイルが変わります。なので、使えない部分が出てくることも当たり前なんです。
不調ももちろん出てきます。
「身体がしんどいな・重だるいな・肩凝ったな」
そう思ったら赤ちゃんを見習って、真似をしてみてはどうでしょう。
それがストレッチになり、運動になり、筋肉や関節を柔らかくし、血行を良くしてくれることは山ほどあります。
そう、初心に戻って赤ちゃんを見習うことは不調を改善する近道かもしれませんよヽ(´▽`)/
おしまい。